すべての始まりは香港だった

 

21.01

私が初めて海外に行ったのは、
小学6年生のときの香港への家族旅行だった。

 

 

初めて足を踏み入れた異国の地。

 

 

妙に原色が多いお寺、
なんだかよくわからないものを売りつけてくる人たち。

 

 

すべてが刺激的で、顔は似ているのに、
私の知らない言葉をしゃべる人々に、

 

 

恐れを感じるとともに、
何と言っていいかわからない興奮を覚えたのだった。

 

 

日本とは全く違う、自分の知らない世界が
この世にはまだたくさんある。

 

 

それを実感した時から、
そのすべてをこの目で見てみたいと思うようになったのだと思う。

 

 

その後も両親に、外国へ旅行へ連れて行ってくれと
夏休みごとに頼んだのだが、

 

 

うちはそれほど裕福な暮らしではなかったため、
結局、家族で外国旅行をしたのは、

 

 

この香港が最初で最後となったのだった。

 

 

二度目の外国

 

21.03

私が二度目の異国の地へ踏み入れたのは、
高校2年生のときだった。

 

 

とにかく外国へのあこがれが強かった私は、
両親にアメリカの大学に行きたいとお願いした。

 

 

しかし、この希望は受け入れられず、
絶対にダメと、取り付く島なし。

 

 

あまりに落胆している私を見かねたのか、
その代わりにということで、

 

 

高校2年生の時に、アメリカへ2週間のホームステイを
させてくれることとなったのだ。

 

 

その2週間のホームステイは、
ホストファミリーにも恵まれ、
アメリカの生活を堪能できるものとなった。
?

 

大きな家に、自家用プール、
映画でよく見た、庭でのバーベキューと、

 

 

これまた日本とは全く違う生活に私は魅了され、
外国への憧れを益々募らせたのだった。

 

 

バックパッカーで世界を回る

 

21.02

大学時代、私はバイトに精を出し、
長期休暇になると、旅に出る生活を送っていた。

 

 

アメリカ、ヨーロッパ、アジア・・・と
様々な国を見て回ったものだ。

 

 

アメリカではその広大さ、おおらかさに感動し、
ヨーロッパでは、日本にはない建築物に魅了された。

 

 

アジアの発展途上な乱雑さも好きだったし、
そういった土地から日本に帰ってくると、
日本の清潔さ、利便のよさを再認識したりしたものだ。

 

 

海外旅行には、時には友人と一緒に行くこともあったが、
一人でバックパッカーの旅をすることがほとんどだった。

 

 

一人といっても、ユースホステルなどで、
様々な国の知り合いができるため、

 

 

本当に一人っきりで寂しく旅をしていたということは
一度もない。

 

 

この時の体験が、今の私に多大な影響を及ぼしているのは、
いうに及ばないだろう。

 

 

 

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